第一ソリューションサービス部のYです。
離乳食になってからしばらくは、炊き立てのご飯ぐらいな温度でも熱くて無理となっていたうちの子も、逆に「温かくないと嫌」みたいな反応をするようになりました。
さて、この熱いものを食べるというのは火を使って調理をする人間だけですよね。猫舌なんて言われますが、人間以外はみんな熱いものは食べないので猫からするとお前らがおかしいんだと言われかねません。

しかし、この火を使っての調理が人間にもたらしたものはすごく大きく、消化の時間の大幅短縮やそのための臓器などの簡易化に役立っています。
人に近いチンパンジー等でも消化のために数時間~半日休息が必要らしいです。
他にも長時間咀嚼しているだとか生肉を食べても平気な強力な消化器官とかを他の動物は必要としています。
それに比べて、人は加熱調理を行うことで、殺菌・柔らかくし食べやすくすることで臓器を簡易化しても効率よく消化できるようになりました。このことで脳も大きくしていけたという説もあります。
と言っても、熱いものを食べないといけないということでは全くないので猫舌だなって方は無理する必要は全くありません。
ただ、口の中の熱に対する構造は大差なく、慣れと温度に対して敏感な舌先に当てないようするといいそうです。
なので、小さなお子さんが十分冷めているのに嫌がるようなら、ちょっと舌の奥の方に流し込めるような形で食べられるように促してあげればいいのかもしれません。
次回のブログは、同じ部署の……これまた同じ「Y」さんが担当です。よろしくお願いします。