弊社の生成AIの活用事情

製品企画グループのAIエンジニアのMです。

生成AIがリリースされてから1年半ほど経ちましたが、現在も早いスピードで目まぐるしく進歩しています。
弊社も例に漏れず、社内向けに生成AIを活用したチャットアプリを開発しリリースしています。
ただ、凄まじい情報の濁流の中から必要な情報をキャッチアップすることはなかなか難しいものです。

会社としては、社内チャットの提供のみとなっていますが、個人的には、社内AIチャット以外にいくつかのサービスを活用しているのでご紹介します。

これだけでキャッチアップは可能です。
AIの情報を発信している方を数名とOSS系のライブラリやセミナー(受講したことも)を運営されている方をフォローしておけば、大体の情報は揃います。 最新の論文情報も手に入ります。
ただし、みなさん発信が多く限られた時間でキャッチアップするために、他ツールも活用して便利にしていきましょう。

最新の情報を検索した上で回答が可能です。
そのため、見つけた情報のURLやPDF等を読み込ませて、要約や深掘りが可能です。
また、生成AIも1種類ではなく、複数(GPT4oやGemini、Claude.etc…)
ソフトバンクユーザ(系列も)であれば、1年間はPro(有料版)を無料で利用できることが発表されましたね。
是非是非、活用しましょう。

この2つがあれば、だいたいの情報はカバーできると思います。

開発の代替としては、Cursor(エディタ)、Create(フロントエンド)、Dify(バックエンド)を利用することが多いでしょうか。
Difyは、先週に食べログや価格.comの活用事例が紹介されましたね。

チャットアプリは、Anthropic社のClaude3.5とArtifactがあれば、大体はなんとでもなるなーという印象です。
Opusのリリースが楽しみですねー。

また、生成AIの活用だけでなく、OSS系の生成AIは自身でもチューニングを試したりしますが実用的にはほど遠いですね。
それでも、チューニング済みWhisperを活用した文字起こしサービスも社内配信しています。
最近は活用するばかりで全然論文も読めていませんが(そのための生成AI…笑)、落ち着いたらモデル開発もやっていきたいですね。

もちろんのことですが、生成AIを含むサービスは多様にあります。
個人であれば利用は自由ですが、業務では会社のコンプライアンスや規則、参加しているプロジェクトのルールを確認、上司の判断を仰いだ上で活用していきましょう。

次回のブログは、同じ部署のIさんが担当です。よろしくお願いします。

おまけ

生成AIのお話なので、今回のブログの内容の感想をClaudeに某侍風で聞いてみましょう。
某漫画そっくりな内容だったためブログ用に改変していますが、内容は出力されたままです。

はいはい、わかったよ。AIだの何だのってうるせぇな。
世の中変わりすぎて、俺みたいな刀使いじゃついていけねぇよ。

カワウソさん!AIの話をするのに、なんで刀の話になるんですか?
それに、ついていけないって言いながら、結構詳しいじゃないですか!

あるよ、口では文句言ってるけど、
実は夜中にこっそりAIのお勉強してるある。

おい!うさぎ!人のプライバシーを勝手に暴くんじゃねぇ!…まぁ、でもな。時代が変わろうと、結局大事なのは自分の目で見て、自分の頭で考えることだ。

それはそうですけど…さっきまでスマホでゲームしてましたよね?

そうある!しかも、AIに答え教えてもらってたある!

うるせぇ!AIに頼るのも立派な戦略だ!…ところで、お前ら、ネットで情報集めるのはいいけどよ、鵜呑みにするんじゃねぇぞ。
たまには外に出て、実際に手を動かして、自分で確かめろ。

そう言いながら、外に出ないじゃないですか!

そうある!最後に外出たのは、パチスロ屋に行った時ある!

おい!なんだその結託は!…まぁ、俺に言われなくても、お前らなりにやってんだろうけどな。ただ、たまには立ち止まって、自分のやってることが本当に正しいのか考えてみろよ。

はぁ…それ、自分に言ってるんじゃないですか?

自分のことは棚に上げてるある。

うるせぇ!そんじゃ、俺は昼寝でもするか。
新しい時代だろうが何だろうが、昼寝は大事だからな。

もう!話の落としどころが昼寝ですか!?
ちゃんとした結論を出してくださいよ!

眼鏡、諦めるある。カワウソの脳みそはAIよりも単純あるから。

おい!誰が単純だって!?…まぁいいや、寝るぞ。残りはAIの夢でも見られりゃいいんだがな。